書籍・機関紙(誌)等を送りつけての不当要求


書籍・機関紙(誌)等を送りつけての不当要求
要求手順
一方的な書籍・機関紙(誌)等の購読、購入の要求、送り付け

社会運動等を仮装、標ぼうするなどしてその威力を示し、購読を承諾するまで執拗に要求

指定銀行振込口座への入金を確認すると、いったん収束

再度「改訂版」等を発行したと称して、以後、恒常的な購読や賛助金などを要求

対処要領
【電話による要求を断る場合は「拒否」の意思を明確に伝えましょう】
・機関紙(誌)や図書等の購読、購入の意思がないことを「必要ありません」明確に拒否することが大切です。
・相手方は、「同業他社の多くが購読している」「今回だけで結構だ」等と強引に要求してきますが、論争や議論は避け、電話も短時間で切るようにしましょう。購読、購入しない理由などについては、相手方に伝える必要はありません
・この手の電話は、一度断っても氏名を変えて、再度、電話で要求してくることが想定されるので、担当者(不当要求防止責任者)に窓口を一本化しておくことが大切です。
・不当要求については、電話を切った後でも電話の日時、相手の名前、内容などを記録として残し、経過を明らかにしておくことが大切です。

【一方的に送りつけられ、送付の図書などを返送する場合は…】
送り主は、様々な場合(個人、法人、団体名等)が想定されますが、まず、送り主と現物を確認することが大切です。
開封前に返送する場合は、郵便物を確認後、メモ用紙に「受取拒否」と明記し、受取人の氏名などを記名押印した後、郵便物の宛名面に貼付し、郵便局を通じ、返送しましょう。
開封後に返送する場合は、一方的に送りつけられた郵便物等は返送する義務はありませんが、余計なトラブルを避けるため、包装を解いてしまった場合には、
内容証明郵便 ※文書と機関紙(誌)は一緒に送れません。機関紙(誌)等の返送は書留郵便となり、二つとなります。
配達証明郵便 ※文書と機関紙(誌)等を一緒に送ることができます
のいずれかにより、「購読、購入の意思はない」旨を明記して返送しましょう。

警察や暴追センター、弊所への早めの連絡、相談
送り返された腹いせに、執拗に購読を強要する言動があった際には、相手方の言動をメモしておくか、録音しておき、早急に警察や暴追センター、弊所に相談してください。