みかじめ料等の不当要求


みかじめ料等の不当要求
要求手順
「組の縄張りである。」「面倒を見てやる。」「付き合いをしてくれ。」などと暗に金品を要求

要求を断ると、一見して暴力団員とわかるものが複数で来店し、一般客や店主を畏怖・困惑させる言動

要求金品や支払いなどの約束を取り付けると、いったん嫌がらせを中断

一度でも要求に応ずると、以後は定期的に、みかじめ料や、芳香剤・チケットなどの購入を要求

対処要領
会社や店の方針として、このような要求は断るという強い決意と実践が必要です。「どうしたらいいか分からない。」といった「弱い面」を見せると、とことん攻撃してくるのが相手のやり方です。
「不当要求防止責任者選任済之証」や「暴力団追放ポスター」等を入り口ドアや店内に掲示しておき、暴力団を排除する決意を表しておくことも一つの方法です。
「警察(暴追センター)から付き合いはしないよう厳しく指導を受けていますから、お断りします。」などと言って、毅然と拒否するようにしましょう。

警察や暴追センター、弊所への連絡、相談
事案によっては、恐喝罪・脅迫罪などの刑罰法令に触れる場合や暴力団対策法の中止命令の対象となる場合があります。アプローチがあったら速やかに弊所や警察、暴追センター、弊所に連絡、相談してください。