持続化給付金 詐欺には気を付けましょう

行政書士葛飾江戸川総合法務事務所は丁寧に依頼人からの言葉に耳を傾け、親切に接していきます。
そして、皆様が安心して、持続化給付金の詐欺に関する相談をできるようにしております。
おかげさまで皆様からの口コミや評判も良い事務所として運営させて頂いております。
足立区、台東区、荒川区、墨田区、松戸市、柏市、三郷市の方からもご相談やご依頼を承っております。

 

概要


恐れ入ります。
行政書士の糠信です。

持続化給付金の申請代行をツイッターで投稿している不正業者がいます。
給付額の40%~60%という高額な手数料(一般的な行政書士の手数料は4%~10%程度)を「成功報酬」で宣伝し、満額を受給できるよう書類改ざんし、虚偽の申告までしています。




不正業者が増えた原因

迅速給付を目的として簡素化したことが不正が横行し始めた原因と言われています。

勧誘手口

不正業者は「持続化給付金案件」「お金に困っています」「返済不要」等のハッシュタグを付け、顧客を募っています。
また、給付金を「報酬」と捉えて宣伝したりもしています。
ある不正業者の謳い文句は、
「1000人ほどの利用者がいるが、全員審査は通っている。
(個人事業主の上限額である)100万円をもらえるようプロが設定する」
虚偽の書類改ざんによる受給を求めてきます。

また、ユーチューブで「申請サポート」を宣伝する不正業者は、
申し込みはLINEで受け、その後の顧客のやり取りは、追跡が困難とされる通信アプリ「テレグラム」を利用します。

さらに、副業をしていないサラリーマンなどは給付の対象外ですが、 「こちらで確定申告の書類は作るので、需給は可能」 と断言して勧誘してきます。 そして、顧客には「不正をしない」という誓約書を提出させ、自分への追及を防ぐ細工まで行います。


不正受給すると…

不正受給が判明した場合には、
延滞金を加えた金額に2割を加算した額の返還
が求められます。



実情

ある元国税調査官は、
「提出書類だけでは不正か判別できない。」
と制度の不備を指摘しています。 「国税庁の過去の課税データを共有したり、調査官を派遣したりしなければ不正は後を絶たない。」 とも話しています。



まとめ

持続化給付金の詐欺の連絡がきても、必ず応じないようにしましょう。
「高額な手数料」の請求や「テレグラムを利用する連絡方法」が相手方から出たら特に注意です。
これらのお金は反社会的勢力に流れていることも考えられます。
お金を受け取っても、知らずに不正に加担していることのないようにしましょう。